魂(霊・幽霊・見えない何か)
魂とかゆうれいとか見えない存在について、人間は感謝したり恐れたりする。
その存在を一旦「魂」とまとめてお話しする。
これは現代でも言える事だけど、人間は自分の中の二重構造に気付けない。
とことん気づけない。
科学的にも心理学的にも証明されている事なのに、それと向き合おうとしない。
言うなればそれこそが人間のサガであり、悲しみの元であったりする。
それは何か?
顕在意識(自意識)と潜在意識(自動思考)
ただそれに気付くだけで、大きく世界が広がるというのに、いつまでたっても理解できない。
僕の活動の中では、それに気づかせるためのメソッドが「きまメOS」だ。
まあそれはさておき。
歴史上での出来事
過去にも、その根本的問題点に気付いた有識者が存在したはずだ。
しかし、エビデンスはない。「感覚」でしたか伝えられない。しかしこれは重要な事であることは間違いがない。
そこで考える。どうすればこの二重構造を伝えられるのだろう?と。
試行錯誤の結果、単純化された方程式が「魂」という、もう一人の自分という定義。
これはあながち間違いではないが、「時間の法則」による、
希薄化・抽象化・忘却・再定義
によって、どんどん本質から離れ独り歩きさえ始めてしまう。
見えないが故
その見えない存在「魂」は、本来自分の中のもう一人の存在の話であったはずだが、
その透明性(見えない)によって、人間の恐れを刺激し、暗闇での物音や、暗闇で小動物の活動、などという些細な現象をその「見えないもの」の存在として、定着させていく。
魂→霊→悪霊
妖精
宇宙人(現代では)
魚は海が見えず、鳥は空が見えず、人間は自分が見えず
「その見えない存在は確かに自分の中にあるようだ」
「有識者・偉大な先生方があるとおっしゃっている」
「しかし、自分には見えない。ちょっと怖い。」
そうやって置き去りにされた来た人間の2つの機能
人間の2つの機能
顕在意識(ブラフマン)
潜在意識(アートマン)
これは逆かもしれない。
誰も理解できないから、名前も付けた。
でも伝わらない。
現代に至る。
🧘♂️ 精神哲学・宗教思想(インド哲学・仏教)
出典・人物 | 主な内容 | 情報源・参考文献 |
ウパニシャッド | AtmanとBrahmanの非二元論 | 『ウパニシャッド』(中村元訳)/Kaivalya Upanishad - Wikipedia |
アドヴァイタ・ヴェーダーンタ | シャンカラによる体系化。非二元性(Advaita) | 『シャンカラ入門』(田辺和夫)/Advaita Vedanta - Wikipedia |
禅(公案) | 答えのない問いによる自己超越 | 『無門関』『碧巌録』など/Koan - Wikipedia |
🧠 心理学・神経科学
出典・人物 | 主な内容 | 情報源・参考文献 |
カール・ユング | 無意識・元型・自己の統合 | 『ユング自伝』『人間と象徴』など/Carl Jung - Wikipedia |
アントニオ・ダマシオ | ソマティック・マーカー仮説(情動と意思決定) | 『デカルトの誤り』『感じる脳』/Antonio Damasio - Wikipedia |
マイケル・ポランニー(暗黙知) | 暗黙知(tacit knowledge) | 『暗黙知の次元』(The Tacit Dimension)/Michael Polanyi - Wikipedia |
🧩 現代スピリチュアル・統合理論
出典・人物 | 主な内容 | 情報源・参考文献 |
ケン・ウィルバー | 意識の階層、統合心理学、Atman Project | 『インテグラル心理学』『アートマン・プロジェクト』など/Ken Wilber - Wikipedia |
エックハルト・トール | Now(今)への意識の集中、思考の停止 | 『The Power of Now』『A New Earth』/Eckhart Tolle - Wikipedia |
📖 文学・西洋哲学
出典・人物 | 主な内容 | 情報源・参考文献 |
ラルフ・エマーソン | Over‑Soul:普遍的魂と個我の関係 | 『The Over‑Soul』(1841)/The Over-Soul - Wikipedia |
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン | 言語の限界=世界の限界 | 『論理哲学論考』/Ludwig Wittgenstein - Wikipedia |
🔬 補足理論・キーワード
キーワード | 説明 | 情報源・参考リンク |
ホメオスタシス | 恒常性維持の機能 | 『ホメオスタシス入門』/Homeostasis - Wikipedia |
ソマティック・マーカー仮説 | 身体の感覚が意思決定を導く | Damasio『Descartes' Error』/Somatic marker hypothesis - Wikipedia |
曼荼羅 | 宇宙構造の象徴図。構造図との関連あり | 『胎蔵界・金剛界曼荼羅』/Mandala - Wikipedia |
🧠 自動思考の3層構造(君の独自提案)
層 | 説明 | 既存の理論との接点 |
感情的 | 危険察知・恐怖・怒り | 扁桃体反応・「戦うか逃げるか(fight or flight)」 |
運動的 | 運動記憶・技能(自動車・包丁など) | 小脳・手続き記憶(procedural memory) |
内循環的 | ホルモン調整・呼吸・免疫 | 脳幹・自律神経系(homeostasis) |
🌀きまずう OS
私たちの思考や感情には、無意識の「構造」が潜んでいます。 きまメOSは、それらを可視化し、抽象度を上下させることで、新たな視点や選択肢を生み出す「思考の土台」です。 心理、哲学、社会、そして科学――分野を横断して使えるこのOSは、あなた自身の「気づき」の精度を高めてくれます。
👇詳しくは「きまずうOS 解説ページ」へ
※この記事で触れた概念や構造は、すべて「きまメOS」という“抽象度の自由な思考OS”によって支えられています。きまメOSは、感情の構造化から、哲学的洞察、科学的モデルの理解まで、さまざまなレイヤーで活用可能な柔軟な思考エンジンです。